いくらでも魚はいる

感想文と旅行

機内映画

最近シンガポールに住んでいます。

 

毎日楽しくて全然映画を観ていないのですが、先日1週間強制送還されたので、往復機内で見逃していた映画を補完。

 

< Darkest hour > 

邦題が思い出せない。チェンバレンが辞任してチャーチルがPMになり、ダンケルクまでを描いた映画。マジノラインを越えたドイツが強すぎて敗戦を危惧する政治家たちは和解の道を探っている。この頃のイギリスはいつ負けてもおかしくないのだから、様々な考えで人々が動いているのはとても健全だ。地下鉄に乗ったこともないというチャーチルがVサインを逆にして、意味を教えられるところがよい。

 

< Black panther >

これすごく好き。あまり良い評判を聞いていなかったので思った以上に良かった。強い女達が当たり前のようにいっぱい出てくるし、アフリカンファッションも目がさめるほどおしゃれだ。妹も最高。敵の設定も素晴らしい。唯一味方的な白人がマーティン・フリーマンなのも、良くわかってる。

 

< I, Tonya >

これもとても面白かった。教養はなく、自前の衣装にロックで演技していたハーディングがどれだけ大技を決めても評価されず、クラシックを使うように、そして私生活でも良い家庭を持つようにと協会からプレッシャーを与えられるところ、すごく興味深かった。トーニャを美化することもなく、彼女のびっくりするような言動もいっぱい描かれているんだけど、最後にボクシングの試合している姿にトリプルアクセルを飛ぶ在りし日のトーニャを重ねる演出を見れば、皆せつない気分になってしまう。

 

他、グレイテスト・ショーマンオリエント急行殺人事件をあまり集中せずに見ました。ジュディ・デンチが出てきた瞬間に重要な役割でないはずがないとわかってしまうなど、犬神家の一族の頃からある懐かしい問題に心が和みました。