いくらでも魚はいる

感想文と旅行

大物しかいない

セントーサ島にある広大な水族館、S.E.A. Aquarium でダイビングが出来ると聞いたのは、この地に住んで長い、サラリーマンの傍らインストラクター業も行うキムラさんからでした。

基本週末のみ開催で人数が集まらないと予約出来ず、1日1グループだけの受付で水族館としては美ら海くらい大きいと聞き、人生で一度くらいはやってみてもいいですね〜とその場の勢いで決定した水族館ダイビング。行ったことのあるインド人には、うん、まあまあだね…と渋めな評価も得つつ、楽しみにしていました。

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器材はマスクとダイブコンピュータ以外持ち込み不可で全部レンタル。最初はサメばっかりいるシャークタンクを、2本目は一番大きい水槽の中を潜りました。サメ水槽は入る前に横から下見し、奥にいるタイガーに気をつけるように脅されつつ、人間たちが入ればサメさんは皆よけてくれる。時々真正面に向かって来るサメに驚きながらも水槽の向こう側にいる子供たちと手を振りあったりして面白い。休憩時間中にはスタッフがサメの餌付けをしていて、水槽で一番大きいハンマーが意欲的にイカや魚を食べに来るのを観察。

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2本目の水槽はシャークのよりずっと大きく、マンタもエイもマグロもロウニンアジもクエも潤沢な餌のせいかみんな大きい。ここにもハンマーが1匹いて、サメの水槽でいじめられた子だとのことでした。そう言われると虚ろな目で泳いでるように見えて、がんばれと思いました。

水槽中心部の大きな宝箱には開けるとラミネート加工された紙が入っていて、誰かの名前とwill you marry me?と書いてありました。別に私たちのグループのサプライズではなく、ずっと入れっぱなしのようです。この海で君が一番のサカナだみたいなことも書かれており、yesなら親指上げてとあるのでとりあえず皆上げる。

今回近くで何匹もエイを観察できて、そのユーモラスさに夢中になりました。何回も壁をぺちぺち叩きにくる個体がいたり、左だけ切れてヒレが2股になってる子がいたり、通りすがりざまにヒレを触り合う者たちがいたり、ゆっくり見れると色々な発見がありました。でも海より全然近くにいるから、stingにやられる!と慄くこともしばしば。死んでも自己責任。

水族館のスタッフも皆フレンドリーで、ここでオープンウォーターも取れることなども教えてくれます。料金にはフードバウチャーが含まれており、近くのマレーシアンフードコートでお昼を食べる頃にはもう15時でした。1日1組だったはずが水族館がダブルブッキングしていて、体験ダイビングやイルカ触れ合いツアーの人もいたりしてこんな時間になったようですが、普段は午前中には終わるようです。かと言って待たされていらいらするような人もおらず、バックヤードは広くてきれい。意外にも充実した2本でした。後でキムラさんに聞いたら前来たインド人もすっごい喜んでいたという。素直にそう言え。